オーストラリア旅行といえば!世界遺産ウルル(エアーズロック)に必要な持ち物は?

オーストラリア
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オーストラリア旅行で欠かせない!ウルル(エアーズロック)

オーストラリアの真ん中にあるウルル(エアーズロック)は世界で2番目に大きい1枚岩でできている。
ウルルという呼び名はオーストラリアの先住民アボリジナル(アボリニジ)によってつけられた名前。
イギリスの探検家によって名付けられたエアーズロックとしてご存知の方もいるかもしれないが、
アボリジナルの歴史を尊重して私は「ウルル」と呼びます。

アリススプリングスから車で約5時間、ユララから約30分。

1987年にユネスコの世界遺産に登録されたウルルは長年、聖地としてアボリジナルの間で大切にされてきた。
現在も聖地に許可なく入った場合は罰金が科せられるのでご注意を。

「S(Sacred)」が書かれた看板があるところは撮影禁止です。

 

1788年の植民地以降、なんの所有権も認められなかったアボリジナルたちに
1985年にウルルの所有権がオーストラリア政府からアボリジナル(正式にはアボリジナルのアナング族)へ返還された。
同時に、2084年までウルル一帯を政府にリースすることになり、そのリース代がアボリジナルの収入源となっている。

ウルルの登山はアボリジナルの間では祭祀以外は認めていなかったが、観光開発により登山をする観光客も出てきた。

観光収入はアボリジナルの貴重な収入源となるため、仕方なく認めている節もあるが、ウルルを聖地とするアボリジナルの訴えを、ついに2019年10月26日以降、観光客の登山は禁止になった。

 

ウルルカタジュタ国立公園に入るには入場料が必要です。
大人(16歳以上)AU$25
家族(大人2人、子供2人以上)AU$65
子供(5-15歳)AU$12.5
※4歳以下は無料

オンラインでも当日入り口でも購入できます。

営業時間は月によって替わるのでホームページで確認してください。
早くて朝5時から遅くて9時まで開いています。
カルチャーセンターは7:00-18:00まで。

季節によってウルルの魅力変わってきます。
一番観光しやすい時期は1日の気温が大体20度から30度になる5月から9月。
ただ、冬の間は夜の気温がだいぶ落ちるので暖かい服も忘れずに。

9月から10月は公園内の花が咲くのが見れます。

10月から3月は気温が日中約35度とだいぶ暑くなります。
ただ暑い気候がストームや雨を運んでくるので、ウルルにある滝が流れ出したり水溜場がいっぱいになるのがみれます。
(夏に来る場合、朝11時以降歩くのは推奨されてませんので朝早くに訪れましょう!)

ウルルを満喫するためにもアボリジナルの歴史を知ろう

アボリジナルの先祖がオーストラリアに上陸したのは少なくとも5万年以上前とされている。

ウルル周辺には1万年以上前からアボリジナルが住んでいたといわれている。
水飲み場の位置が描かれた壁画など、古いものは1千万年ほど前のものと推定されている。

アボリジナルはアナング族(ウルル周辺に先住していた民族)やジャプカイ族(ケアンズ周辺)など様々な部族から成り立っている。
主に洞窟などに住み、狩猟を行ったり、植物の実を搾取して暮らしていた。

西洋人がオーストラリアに渡り始めると、伝染病の流行や迫害などで50万人から100万人いたといわれるアボリジナルの人口が約7万人まで減少した。(1920年頃)
1788年からイギリスにより植民地化され、時にはアボリジナルが狩りの対象になるなど次第に社会の隅へ追いやられていった。
アボリジナルの人口は90%以上減少し、当時絶滅種族として分類された。

その後の政府の「白人主義」の影響もうけ、アボリジナルは弾圧され続けてきた。

植民地以降、土地の所有権を認められなかったアボリジナルだが、1967年にようやく市民権が認められた。
1985年にウルルの所有権がアナング族へ返還され、1993年には先住権も認められた。

現在大半のアボリジナルは都市部に住んでいるが、政府が支給した公的住宅に住みつつ伝統生活を楽しんでいる人もいる。

2016年時にはアボリジナルの人口が約75万人になりオーストラリアの約3.1%を占めるまで回復した。

アボリジナル(アナング族)の歴史を知るため、ウルル観光の初めにコミュニティセンターに訪れることをお勧めします!

砂漠地帯ウルルに必須な持ち物は?

・サングラス

大切なお目目を日差しから守ってください。

・蠅を防ぐ網ネット付き帽子
これはあると非常に便利です。砂漠地帯にあるウルルには蠅が多くて、特に顔の周りに嫌というほど寄ってきます。

・水
歩くので水分補給はこまめにとりましょう。
ウルル周辺のお店は水が高いので、あらかじめ買っておける場合は多めに購入しておくとグー。

・帽子
日差しが強いので持ってくることをおすすめします。
パーカーなど日差し防止のため長袖もあるとなおよし。

・日焼け止め
オーストラリアに来るなら必ず必須な日焼け止め。ウルルももちろん日差し強め。

・着替え
私は5月末、オーストラリアでいうと冬の初め頃に訪れました。
太陽の下で長時間過ごし、歩いたりすると自然と汗が出てくるので、観光終わりに着替えがあるとすっきりんちょです。

・上着
夜中は冷えるのでキャンプをする方は特に忘れずに。

・水ティッシュ
あると便利です。
特にウルル横のキャンプ場に宿泊される方。
キャンプ場の駐車場が砂場なのでシャワーを浴びた後、車に戻るまでに足が汚れます。
フキフキしたいですよね。

 

ロードトリップで来る方にはこちらも参考に。

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ホテルに泊まらずキャンプ場に泊まった

キャンプ場は1泊40ドルくらい。

入り口にある小さなショップ兼受付で支払いをします。

支払ったら何日間宿泊と書かれたカードをもらい、車のフロントガラスに置いておきます。

こちらのホームページからあらかじめ予約ができます。
時期、人数によって値段が代わってくるので確認してください。

ちなみにキャンピングカーでお越しじゃない方はキャビンに宿泊することもできます。
バスルームはシェアです。14部屋しかないのであらかじめ予約を。

こちらのキャンプ場自体が広く、設備も整っています。
私が訪れたキャンプ場の中で一番施設が整ってたといっても過言でないくらい。

車を止める場所は指定される(カードに書かれてる)のでそれに従って車を駐車させます。
駐車する場所の道路は完備されておらず砂場なので、シャワー後足が汚れる覚悟をしといてください。

シャワールーム・トイレは数か所にあり、洗濯機も有料ではありますが置いてありました。

シャワーは温水出ます!
キャンプ場の場所によってはぬる~いお湯しか出ない場所もあるから・・。

嬉しいことにキッチンも完備されています!
お湯が沸かせるポットや、シンク、冷蔵庫、電子レンジ、バーベキュー場・・

ここまで完備されているキャンプ場は初めてだったのでテンションアゲアゲ。

ネ子くん
ネ子くん

アゲアゲでカップ麺をたべるんですけどね・・

ホテルを予約するなら

ウルル周辺にあるホテルを予約するなら早めにしましょう。
私は直前までキャンプ場に宿泊するか、ホテルに泊まるか悩んでました。

ブリスベンからウルルまでロードトリップできたため、いつウルルに到着するか2,3日前になるまで目途が立ちませんでした。
ウルルの手前にある観光地・アリススプリングスにも何日か滞在する予定だったし・・・

そうこうしているうちに、私がウルルに到着する日の2,3日前に既にホテルは予約がいっぱいになってしまい、早くても1週間後しか空きがないところが多くなってしまいました。

ツアーでホテルも含まれているものを予約する方は良いのですが、私のようにロードトリップで来る方でホテルにどうしても宿泊したい方は日程を考慮してすぐ予約してください。

ウルルを訪れてみて

コミュニティセンターにはアボリジナル(アナング族)の歴史を知ることが出来ます。
お土産屋さんにはアボリジナルが作った芸術作品が売られています。
不思議なものがたくさんあったので是非訪れてください。

ウルルの周辺にはウォーキングコースがあります。
アボリジナルが遺した壁画や滝が見ることが出来る貴重な場所です。

いくつかウォーキングコースもあります!

個人的におすすめするのはウルルの周りをそりながら歩くマラウォーク。


炎天下の中長距離を歩くのは大変ですがこちらのコースは往復2キロでアボリジナルの足跡がたくさん残されていました。
※撮影禁止の場所もあるので注意してください。

散歩道にある水溜場や滝は冬なので少ししか水がなかったですが、昔のアナング族の生活、儀式の一部を見れた気分でした。

先述したようにウルルの登山は2019年10月26日以降禁止です。
それまでは登山することが出来ますが、先住民アナング族を尊重し、登らない決断をする人たちも非常に多いです。

ウルルに来る途中にある看板には「Don’t climb」と落書きされているのも見ることが出来ます。

ウルルは非常に傾斜が急で滑りやすく、悪天候の際には登山道が閉鎖されます。
現在までに死亡事故も起きていますので、ウルルに訪れる方はしっかりと責任をもって決断してください。

2018年にもウルル登山中の日本人のお年寄りがなくなりましたからね・・ABCニュースより

一番ウルルで個人的に見てほしいのがサンセットもしくはサンライズ!
私はサンセットのみしか見れなかったのですが、息をのむほどきれいでした。

サンセット、サンライズは日によって時間が変わってくるので調べてください。

ウルルのお得なツアー

ウルルまで自力で行くのもいいですが、砂漠の真ん中にあるので行くまでが正直大変でした。

海外での運転自信ないし、ツアーみたいに連れてってくれるほうがいいなあ・・って方に向けてツアーをご紹介します。

ウルル5日間キャンピング

ガッツリ!ウルルを楽しみたい方に向けて!

ウルルを満喫5日間のキャンピング!

こちらのツアーはウルル探索、スパークリングワインやスナックを楽しみながらウルルのサンセット鑑賞、ウルルカタジュタ公園のサンライズ鑑賞、キングスキャニオンリム散策、アボリジナルの文化について知れる盛りだくさんの5日間ツアーです。

ウルルから一番近くにある街アリススプリングスのバックパッカーに集合し、ツアーが始まります。

アリススプリングスもアボリジナルの文化の跡地がたくさん残っている街でもあるので、早めに到着し散策してみるのもいいと思います。

1日目:アリススプリングスへ到着。アリスロッジバックパッカーにて宿泊。(チェックインは各自で)

2日目:午前5時45分にアリスロッジの外に集合し、ウルルへ出発。アウトバックのロードハウスにて朝食のため小休憩。(朝食は自費)再びバスに乗りマウントコーナーとソルトレイク鑑賞のため小休憩。昼食後(提供)、ウルルに到着。

・カルチャーセンターを訪れた後、マラウォーク・ムティチュルの滝を散策。(ガイド付き)

・10キロ(フル)のウルルベースウォーク(ガイドなし)

・ウルル登山

スパークリングワインとお菓子を楽しみながら、ウルルのサンセットを夕方には干渉。サンセット鑑賞後は暖かいシャワーと食事をするためにキャンプサイトに移動。サファリテントの2段ベッド(4人シェア)もしくは星空の下で寝袋で寝るか選べれる。

3日目:早めの朝食後、ウルルのサンライズ鑑賞。カタジュタに向かい5.5キロの風の谷を散策。

キャンプ場に戻り、ランチ。キングスキャニオンに向かう。シャワー後、ディナーはアウトバックBBQ。

4日目:キングスキャニオンにある6キロのキャニオンリムウォークに向かう。(ガイド付き)ランチ後アリススプリングスに向かい、夕方前に到着予定。



5日目:解散

5日間の予定ですけど、中3日でいろいろみて初日と最終日はホテルに宿泊する感じですね。

ゆっくり体力を蓄えてから、ウルル満喫できそうです。

ウルルを満喫5日間のキャンピング!

最後に

苦労してたどり着いたウルルの景色は圧巻でした。

どうしてもサンセットとサンライズがみたくて疲れながらも1泊したのですが、それだけの価値がありました。
サンライズは残念ながら間に合いませんでしたが。しゅん。

今まで海外旅行にたくさんいったのですが、景色でここまで感動したのは久しぶりでした。
大自然の中に力強く立つウルルがなんでこんなに観光客を惹きつけるのか、なんとなく感じれました。

オーストラリアのおへそにあるウルルで自然を満喫してください!

kiki

 

 

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kiki
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セブで数か月過ごし、その後ワーキングホリデーでオーストラリアで2年滞在。シドニーから始まり、メルボルン、ブリスベン、アデレード、パースと地域を転々とする。行く先々でぼっち日本人だったことから、情報シェアをきっかけにブログを開始。 韓国にも1年滞在。5ヵ月自力で勉強しTOPIK6級取得。 語学、栄養、運動、スキンケア、漫画に興味あり。 海外旅行好き。次に行きたいのはマレーシア。

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